LED総合カタログ_2018,05版

LED総合カタログ DNL


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屋外用の照明器具は、通常の使用に耐えうる耐食性を有していますが、特殊な環境で使用した場合は、短期間での発錆など不具合の可能性が高くなりますので、以下に示す環境下では「重耐塩仕様」をご使用ください。■飛来塩分の影響地域(JIL1001-2009照明用テーパーポール(鋼製)解説からの抜粋)日本海沿岸部Ⅰ日本海沿岸部Ⅱ沖縄太平洋沿岸部瀬戸内海沿岸部◆注意事項●上記に記載の海岸線からの距離は目安となっています。次例のような地域特有の条件により塩害地域に該当する地域が拡大する場合もあります。従い、上記は、これら地域内での耐塩性能を保証するものではありません。気象条件:海岸からの強い季節風、南西諸島などの高温高湿環境など。 地  形:高波が立ちやすい海岸形状、沿岸部に風をさえぎる林など遮へい物がないなど。●船上、海上の特殊施設や特殊な腐食環境(プール、温泉浴室など)では、「重耐塩仕様」でも腐食が急速に進むため使用しないでください。●塩害地域内の建物軒下など、海塩の影響を受けながらも雨水を受けない場所では、腐食が促進されるため定期的な塩分洗浄をしてください。●海水の塩分による直接的な影響の他、塗装など表面処理の耐久性に影響を与えるような条件下では、構造材の腐食に影響を与える場合があるため、定期的な点検と適正な修理、交換を推奨します。1目的近年、港湾施設の整備や海浜公園の拡大などに伴い、塩害が予想される海岸付近に設置される照明施設が増大している。これら塩害が予想される地域に設置される照明器具、照明用ポール(照明用ポールには「アーム」も含む。以下同様。)について十分な対策を示す指針がなく、塩害による腐食に起因するトラブルが増加し、一般的な防錆対策以上の表面処理、材料指定などが必要となってきた。このガイドは、塩害の影響を受ける地域に設置する照明施設に対して適切な防錆処理が施されるよう基本的な使用材料及び表面処理を規定するとともに、施工及び維持管理の要点を示し、耐塩害技術の向上に資することを目的とする。3耐塩害レベル耐塩害レベルは、次の2段階とする。A)重耐塩:常時、飛来塩分が高濃度の地域に求められるレベルB)耐 塩:常時、飛来塩分があり、気象条件により高濃度になることのある地域に求められるレベルそれぞれのレベルを適用する地域は、海岸からの距離で単純に線引きできるものではない。飛来塩分は海岸線の状況(外海、内海、港湾、砂浜など)、海抜高さなどにより複雑な影響を受けるため、地域特性によりレベルを判断せざるを得ない。既存の周辺諸設備の発錆状況などを考慮して、受け渡し当事者間で協議、決定することを推奨する。4使用材料と表面処理4.1使用する照明器具及び照明用ポールの材料に対する表面処理は、表1に示す塗料記号A∼Gの中から塗料の特性を考慮して適切なものを選定する。4.2塩害を受けると予想される地域に使用する照明器具、照明用ポールの材料及びその表面処理は、設置される地域で要求される耐塩害レベルに従って表2及び表3から選定する。4.3表2及び表3に示す上塗り塗料は、密閉タイプの照明器具については外郭用、照明用ポールについては外面用の塗装に用いる。4.4上塗り塗料の特性を生かすには下地処理の影響が大きく、表2及び表3に示す塗料の耐塩害レベルに対応した特性を得るには、その塗料に適した下地処理を施すことが必要である。4.5表1に示した塗料については、膜厚及び塗り回数により耐塩害レベルに大きく影響する場合がある。表2及び表3に素材別に推奨する塗装仕様を記載したが、実使用環境下で要求される耐塩害レベルに合わせて当事者間で決定することが望ましい。表1 耐塩塗料特性表5施工及び維持管理方法についてA)海に隣接した地域で、高架下などの雨水のかからない場所に設置される場合は、付着した塩水飛沫が雨水により洗い流されないため、腐食が促進されることがある。定期的な清掃により塩分の洗い流し作業を実施する。B)照明用ポールの地際部は腐食しやすいため、基礎を地表に必ず出し、勾配をつけるなど水切り対策を施すことが望ましい。C)輸送、施工又は使用中についたキズは速やかに補修塗装を実施する。D)照明用ポール基礎のコンクリート骨材中に塩分が含まれていないよう配慮する。6その他塩害に対する留意点A)開放タイプの照明器具では、塩分の付着によるソケット部などの絶縁低下に対する処置を考慮する。B)密閉タイプの照明器具では、ランプ交換、清掃などメンテナンスの際に開閉する部分のパッキンの材質は、耐候性を考慮したものを選定する。C)塩害地域で、かつ重工業地帯と重なる場合は、耐薬品性なども考慮する。D)接合部に使用するボルト類は、溶融亜鉛めっきボルト又はSUS304以上のものを使用する。表3 照明用ポールの材料及び表面処理塗料記号塗料名塗装方法照明器具ポール耐塩性白亜化光沢保持性塗膜硬度コストポール塗り替え年数Aアクリル樹脂系塗料焼付●●◎◎○◎中7∼10年Bウレタン樹脂系塗料焼付●●◎◎○◎中7∼10年常乾●◎◎○○中7∼10年Cポリエステル樹脂系塗料焼付●●◎◎○◎中7∼10年Dエポキシ変性メラミン樹脂系塗料焼付●○△△◎中ーEフッ素樹脂系塗料焼付●●☆☆☆◎高15∼20年常乾●☆☆☆○高15∼20年Fアクリルシリコン樹脂系塗料焼付●●☆◎◎◎中7∼10年常乾●◎◎◎○中7∼10年Gフタル酸樹脂系塗料常乾●△△△△低3∼5年耐塩害レベルポール材料表面処理(表1の塗料記号)備考重耐塩SUS316又はSUS304A・B・C・E又はFより高い防錆性能を要求される場所にはSUS316を推奨する。アルミ合金A・B・C・E又はF鋼材A)溶融亜鉛めっき後A・B・C・E又はF耐塩SUS304A・B・C・E又はFアルミ合金A・B・C・E又はF鋼材A)溶融亜鉛めっき後A・B・C・E・F又はG溶融亜鉛めっきより高い防錆性能を要求される場所には、溶融亜鉛めっき後、塗装を推奨する。注A)道路、広場などに設置されるテーパーポールの表面処理は、JIL1001「照明用テーパーポール(鋼製)」による。地域区分飛来塩分量が鋼の腐食に影響を与えると考えられる地域日本海沿岸部Ⅰ海岸線から20KM以内Ⅱ海岸線から5KM以内太平洋沿岸部海岸線から2KM以内瀬戸内海沿岸部海岸線から1KM以内沖 縄全地域照明器具の耐塩害について屋外照明器具の耐塩害性能照明器具及び照明用ポールの耐塩害に関するガイド照明器具の耐塩害について一般社団法人日本照明工業会ガイド117:2010(抜粋)記号の意味は次の通り。●:適用可、☆:特優、◎:優、○:良、△:可注記1光沢保持性及び白亜化については防錆に加えて、見映えを重視   する公園などに設置する場合に特に配慮する。(白亜化とは塗装面   の光沢がなくなり、白土のような表面になる現象をいう。チョーキングともいう。)注記2塗膜硬度は砂などが海からの風で絶えず吹き付けられる場所に設   置する場合に考慮する。注記3コストについては、塗装材料費だけでなく工程、設備の状況など   により影響を受けるため、目安としての表現とした。注記4一般的に、焼付塗装された照明器具の場合、設置後に補修塗装さ   れることは稀で、補修塗装が行われずに耐用年数10年で使用終     了することを前提としていることから、塗替年数はポールのみと   した。(耐用年数とは、錆が発生しても機能上、安全上問題が無く   使用できる期間をいう。)2適用範囲このガイドは、塩害の影響を受ける地域に設置される照明器具及び照明用ポールの耐塩害に関する事項を規定する。照明器具及び照明用ポールの防食は、重工業地帯での腐食性ガス、冬季に使用される融雪剤及び凍結防止剤などについても十分な検討が必要であるが、このガイドでは海岸地域の耐塩害についてだけ考慮する。なお、海水中に没して使用するもの、常時海水がかかる場所に設置するもの、その他の水中照明器具、地中埋込み形照明器具、トンネル照明器具などは、このガイドの適用範囲外である。表2 照明器具の材料及び表面処理耐塩害レベル照明器具材料表面処理(表1の塗料記号)備考重耐塩SUS304A・B・C・E又はF溶剤系塗料の場合は、2回焼付塗装を推奨する。アルミ合金ADC・ACA・B・C・E又はF板・型材などA・B・C・E又はF鋼材溶融亜鉛めっき後A・B・C・E又はF溶融亜鉛めっきより高い防錆性能を要求される場所には、溶融亜鉛めっき後、塗装を推奨する。耐塩SUS304又はSUS430A・B・C・D・E又はFアルミ合金ADC・ACA・B・C・E又はF板・型材などA・B・C・D・E又はF皮膜処理材無塗装アルマイト処理又は同等以上のコーティング鋼材処理鋼材A・B・C・D・E又はF亜鉛めっき鋼板又は同等以上のコーティング鋼材溶融亜鉛めっき後A・B・C・D・E又はF溶融亜鉛めっきより高い防錆性能を要求される場所には、溶融亜鉛めっき後、塗装を推奨する。鋼板A・B・C・D・E又はF溶剤系塗料の場合は、2回焼付塗装とする。232


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